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 鹿児島市では、平成13年6月鹿児島市の認定を受けての「中心市街地まちづくりTMO構想」の実践に向けて作業が進められています。
 私ども天文館中央地区でもTMO構想には、アーケードの架け替えをはじめ、多くのプロジェクトが盛り込まれていますが、この度その一貫として、アーケード内の「防犯カメラシステム」が完成し、運用を開始致しました。

 当地区は、近年深夜営業を行うお店も増え、照国神社前の中央公園や地下駐車場など若者が集まりやすい環境もあり、夜間人通りの疎らなアーケード内で、ショーウインドウや看板等の器物損壊事件が多発し苦慮していました。これまで自警団による夜間パトロールや、週末ガードマンを雇うなど自衛策を講じてきましたが、人の手による自衛には限界があり、今回の防犯カメラの設置に踏み切りました。

 防犯カメラの運用については、鹿児島市議会で長時間論議していただき助言をいただく中で、プライバシーを最優先した「運用要領」を作成することが出来ました。その中では、「録画された画像の取扱い規定」や「防犯カメラ運用委員会の設置」「外部の運用アドバイザーの選任」「画像の閲覧にはパスワードを設定するなど、運用委員会以外の者が勝手に閲覧できないようなシステム」さらに「常時モニターは全く行わない」などプライバシー保護を最優先に配慮しました。また、カメラの選定についてもご覧のとおり、一般に見られるような、監視されているといった気を起こさせない機種を選ぶ一方、カメラが設置してあることを知らせるステッカーを適宜な場所に貼り出すことにより、来街者に安心して街の散策ができるよう配慮致しました。

 来年3月には、九州新幹線が一部開通し、鹿児島市にも多くの観光客が訪れると思われます。私ども天文館中央地区でも県外のお客様にマイナスイメージを与えることがないよう安全な街を確保する必要があります。また商店街には防犯カメラなどないほうがいいのですが、商店街の自衛策として、重要犯罪の抑止効果が得られれば幸いであると考えています。
 天文館中央地区商店街は「新鮮・信頼・安全」をモットーに、今後、さらに皆さんに親しまれる街として発展するよう努力して参ります。

中央地区商店街振興組合連合会
理事長 平岡太一郎

 

 


防犯カメラシステム運用要領の概要
1.防犯カメラは、区域内の商店街や共同施設の自衛並びに犯罪の抑止効果を求めることを主目的とする。

2.防犯カメラは、10商店街振興組合区域内に49台設置し、5箇所の組合事務局にデジタルビデオレコーダーを設置し録画する。録画された画像は1週間保存され、その後は新しい画像に上書きされる。

3.システムの作動は、午後5時から翌朝9時までとし、モニターによる常時監視は行わない。また、区域に通じる適宜な場所に「防犯カメラ作動中」の表示をする。

4.システムの運営には、運用委員会(7人)を設置し、データの閲覧・提供を決定する。

5.データの閲覧・提供は、中振連組合員が被害を受け、警察に被害届を提出するとき。また警察が被害届を受理し、捜査の必要があるときに限る。

6.データの閲覧・提供は、すべて要領で定めた様式により請求する。

7.アーケード内は公共の空間であり、防犯カメラの映像で人権や肖像権の侵害が起きないよう、プライバシーの保護について最大限の配慮を行う。                     

8.年2回程度消費者の中から選ばれたアドバイザーにデータの閲覧状況を開示し、運用が適正に行われているか、人権侵害がないか助言を求めることとする。

9.この運用要領では、警察の一般捜査には映像の提供はできないことになっている。運用開始後状況を判断する中で、アドバイザー・運用委員の意見を聞きながら、実情に合った運用要領に改正していく必要がある。

 

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