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漢方のセオ薬局金生町いづろ店 のご案内

店名
カンポウノセオヤッキョクキンセイチョウイヅロテン
漢方のセオ薬局金生町いづろ店
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創業60余年 テレビとラジオでおなじみの相談専門薬局
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業態 薬局・病院 ダイエット・健康・介護
TEL 099-225-2001

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南日本新聞夕刊2月21日「思うこと」[未病]

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南日本新聞夕刊2月21日「思うこと」[未病]

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未病!

病気の診断が医療機器の進歩に従い正確度を増してきた。それについて、患者は検査結果に一喜一憂するようになった。悪い結果が出たとき、動かし難いものと受け止めて、時には致命的な打撃を受けることがある。検査の精度が上がることは、治療にとって最大の武器なのだ。武器が凶器にならぬよう、患者に対する適切な専門家の一言は大切だ。自覚症状があっても、検査結果に異常のない人もいる。心配ない結果でもつい神経質になってしまう。体を治す目的の薬の服用が、検査結果を上げ下げする目先の目的にすり替わっているように感じるのは、私だけだろうか。「先生は検査結果ばかり見て、私の体は見てくれない」と不満を聞くことがある。また、こんな話も耳にしたことがある。でんぷん粉入りのカプセルを「これはすばらしい薬で何でも治ります」と飲ませたところ、治ってしまったと言うのだ。人間の持つ不思議というものだろうか。昔は、人の五感に頼って診察をしていた。顔色、脈、舌、腹、など、本人の訴えを総合勘案して判断した。中国最古の薬物治療書「金き要略」の初めに、「上工は未病を治す」とある。「上工」は名医、「未病」は病気が潜んでいるものの兆候として表れていない状態を言う。名医は体に潜む病態を発症前に探り、治療や予防をするという意味である。上工は九割の治療率を求められたという。現代は多くの未病を早期に発見できるようになった。まず第一に生活習慣を正しくしていくことが大切である。医学の進歩とは、すみやかに未病を発見して治療するような、現代の上工を増やすことにあるのかもしれない。

更新日アイコン 2006年03月04日 13:39:00




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