鹿児島・天文館を楽しくする地域密着型サイト

前のページへ戻る方へ


漢方のセオ薬局金生町いづろ店 のご案内

店名
カンポウノセオヤッキョクキンセイチョウイヅロテン
漢方のセオ薬局金生町いづろ店
キャッチコピー
創業60余年 テレビとラジオでおなじみの相談専門薬局
ご予約時・お問合せ時について
ご予約・お問合せの際は、天文館どっとこむを見てとお伝えになるとスムーズです。
ご連絡先・業態の紹介
業態 薬局・病院 ダイエット・健康・介護
TEL 099-225-2001

ショッピング情報

当店の商品検索

当店の取扱い商品カテゴリ

当店のご案内

南日本新聞夕刊3月14日「思うこと」[漢方薬と民間薬]

NOIMAGE

南日本新聞夕刊3月14日「思うこと」[漢方薬と民間薬]

-

商品についてお問合せ


漢方薬と民間薬

鹿児島市金生町に大国主命(オオクニヌシノミコト)を祭った「大国主神社」がある。大国主命と因幡の白兎の話は有名だ。蒲の穂綿で治療した、日本最古の薬草治療の記録がある。薬草を乾燥させたものを生薬という。げんのしょうこ、せんぶり、どくだみ、はぶ茶、はとむぎは、よく知られた生薬だ。これらは民間薬である。漢方薬も生薬を用いるところから、民間薬と混同されやすい。要注意である。民間薬は口伝えや個人の経験により、一種類の生薬で普通用いられる。漢方薬は数種から十数種類の生薬を組み合わせてできる。例えば、頻尿の治療薬で知られる「八味地黄丸」は八種類の生薬から成る。漢方薬の古典の名著「黄帝内経」(コウテイダイケイ)「傷寒論」(ショウカンロン)は二千年ほど前の中国で生まれた。病人の体力や病気の状態に応じた治療方法や考え方が書かれている。これらも元をたどれば、民間薬の研究から生まれたものであろう。経験の積み重ねで漢方の体系はできたのである。薬草の種類や薬効について述べてある最古の本草書「神農本草経」(シンノウホンソウキョウ)に、興味深いことが書いてある。薬を目的別に上中下の三段階に分類している。「下薬」の項に、毒が多いので長期の服用は慎む、とある。現代の化学薬品は、漢方から見れば中から下に相当すると考えられる。アマチャヅルやアシタバなどの民間薬ブームがあった。テレビで「やせた」と生薬の放映があると、電話の対応に追われる。ブームに振り回される人は多い。漢方薬がそうであったように、人間にかかわるものは長い年月をかけ試され、初めて適正な使い方や安全性がわかるのではないだろうか。そろそろ本物を見極める目を身に付けてほしい。

更新日アイコン 2006年03月15日 18:23:00




天文館どっとこむ運営について|お問合せ会社概要|プライバシー・ポリシー
Copyright (c) 2008 TENMONKAN.COM All rights reserved.