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漢方のセオ薬局金生町いづろ店 のご案内

店名
カンポウノセオヤッキョクキンセイチョウイヅロテン
漢方のセオ薬局金生町いづろ店
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創業60余年 テレビとラジオでおなじみの相談専門薬局
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業態 薬局・病院 ダイエット・健康・介護
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南日本新聞夕刊3月28日「思うこと」[当帰の花]

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南日本新聞夕刊3月28日「思うこと」[当帰の花]

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当帰の花

夏のことだった。わが家の「当帰」が腰ほどの高さになり、白い小花が集まって、開いた傘のような姿をしてあたりを明るくしていた。生命の勢いを花に感じた。当帰はセリ科の植物で、特有のプーンとした芳香を持つ。「漢方のにおい」と言われる独特の香りの一つだ。病人に与えると健康に帰る、「当に帰る」といういわれがある。日本産の当帰は優れた品質を誇るが、生産農家が少なくなっているのが悩みの種である。当帰を使った漢方薬に「当帰芍薬散」がある。六つの生薬から成り、せんじたり粉末にして服用する。古典には粉末をお酒で服用するよう指示がある。胃腸の負担を軽くし、吸収を高める効果がある。面白い方法だ。色白で比較的体力がなく、冷え性、貧血傾向の女性に主に用いられる。安全性の高い漢方薬の一つで、妊婦の体調を整えたり、安産の目的でも服用される。近年では認知症で用いられた報告もあった。我が家に咲いた当帰は、葉の形が妙だった。目をこらすと、マッチ棒の先2センチほどの緑色の青虫がいた。黙々と葉を食べている。当帰と青虫の小さな自然を感じた。葉は食い尽くされ、葉枝にさなぎがぶら下がった。新しい生命の誕生を見たくて、そっと虫かごに入れた。数日後の朝、キアゲハが元気にはばたいていた。当帰の香りが広がった。狭いかごではかわいそうと思い、大空へ放してやった。当帰の養分を食べた青虫が、元気になって生まれ変わっていく生命のつながりに、小さな喜びを覚えた。

更新日アイコン 2006年03月29日 18:51:00




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