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漢方のセオ薬局金生町いづろ店 のご案内

店名
カンポウノセオヤッキョクキンセイチョウイヅロテン
漢方のセオ薬局金生町いづろ店
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創業60余年 テレビとラジオでおなじみの相談専門薬局
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業態 薬局・病院 ダイエット・健康・介護
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南日本新聞夕刊3月7日「思うこと」[重みと光]

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南日本新聞夕刊3月7日「思うこと」[重みと光]

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重みと光

小さいころから「ギリシャ神話」に興味を持っている。大河のゆったりした流れのように連綿と続く壮大なドラマは読み応えがある。小学4年のとき、祖母からギリシャ神話集を一冊プレゼントされた。その中の「パンドラの箱」を暗唱せよと父から言われた。その時はわからなかったが、私が落ち着いて人前で話せるよう、はっきりと声が出せるようにするのが父の目的だった。人前で話をする良い体験となった。人前に立つといえば、小学五年の学芸会で舞台に立った。大学のクラブではドイツ語劇を演じた。多くの人の前で注目を浴びる快感を覚えた。トロイア発掘で知られるシュリーマンの著書「古代への情熱」も読んだ。おもしろかった。少年時代の本の挿し絵をきっかけに、発掘への信念を燃やし続ける姿に舌を巻いた。架空といわれていたホメロスの物語を、現実の遺跡として発掘した奇跡は、想像するだけでも胸が躍った。先日、小学生向けの星座図鑑を子供のために購入した。星座にゆかりのあるギリシャ神話にふと目が留まった。なつかしく一気に読んだ。私の興味はつのった。私なりに神々や史実の背景をきちんと整理したいと思った。今でもギリシャ神話に関する本を買いあさっている。話は前後するが「パンドラの箱」の物語に戻ろう。パンドラは贈り物の箱を開けてしまう。中から人間に対する、病気、戦争、しっと、災害、暴力などありとあらゆる悪が飛び出した。人の欲深さはこわいと思った。一つだけ底に残ったものがあった。「希望」だった。その「希望」が言った。「私を忘れないで下さい」と。形のない願いが私の心を打った。重みと光を感じた。

更新日アイコン 2006年03月09日 13:55:00




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